こんにちは!ニアです!
今日も元気にいきましょう!
食品の値上げ、電気料金の値上げ、生活が苦しくなる一方ですね…。
ここで私が気になったのは「なぜ値上がりしているのか?」ということ。
ウクライナ侵攻が要因となるとかよく聞きますけど、なぜそうなるのかよく知りませんでした。そこで私なり調べたことをメモ的な感じでまとめていこうと思います。
なぜウクライナ侵攻で原油価格が高騰する?
なぜロシアによるウクライナ侵攻で原油価格が高騰するのかに着目しました。
そもそも原油価格の高騰は、需要と供給のバランス、ハイリスク・ハイリターンで投じられる資金の流入(投機マネー)などによる原油の先物価格が大きく上昇することで、生じるようです。
ここからロシアの石油生産に関して見ていきます。
ロシアは石油生産量が1100万バレル(1バレル=約159リットル)であり、世界で3番目です。(世界1位はアメリカで1200万バレル、世界2位はサウジアラビアで1200万バレル弱)
エネルギーの資源にもよるが、多くの国がロシアに依存しています。
安定的に供給できるのであれば、需要と供給のバランスが崩れることがなかったかもしれませんが、ウクライナ侵攻によって大きく変わったのだ。
現在のウクライナ侵攻に伴い、各国によるロシアに対しての経済的な締めつけ強化やロシアの原油の禁輸措置の検討もあったことから、ロシアからの原油の供給が滞るのではないかと懸念されたわけである。
ロシアからエネルギーを輸入できなくなってしまう可能性があると、それまでロシアに頼っていた国が焦りはじめ、エネルギーをより求めることをになる。つまり需要が高まるということですね。これによりエネルギーの価格は高騰するわけです。
しかもコロナ禍からの経済回復が世界的に進んでいることに伴い、エネルギー需要が急速に拡大している。なのにその供給に間に合っていない。エネルギーの需要がひっ迫していることから、余計に価格が高騰する。とんでもないタイミングでのウクライナ侵攻な気がしますね。
なぜ電気代が値上がりする?
ここまでウクライナ侵攻による原油価格への影響を見てきましたが、それがなぜ電気代などに影響するのかも調べてみました。
日本の発電は、天然ガスや石炭といった火力発電が大きな割合を占めています。
火力発電に必要な燃料は、海外からの輸入にほとんど頼っている現状です。
そのため、世界情勢や為替レートの変動によって燃料の価格が変動するわけですね。
我々が毎月支払っている電気代には、さまざまなコストをもとに決められるようですが、その中に燃料に関するものがあります。
燃料費調整制度について
燃料費調整制度を知っていますか?
これは火力発電に使われる石油や天然ガスなどの燃料の価格の変動を電気料金に反映させる仕組みのことです。この燃料費調整額は毎月の電気代に含まれるもので、使用した電気量に比例して支払います。
◆燃料費調整額=燃料費調整単価(円/kWh)×1ヶ月の使用電力量(kWh)
つまり燃料の価格が上がれば電気代も上がり、燃料の価格が下がれば電気代も下がるということです。
まさに今エネルギーの価格が高騰していることから、電気代が上がるのは避けられないわけですが、この当たり前なことを今更知ったニアです。
再生可能エネルギーの割合が大きければ、エネルギー価格に依存しないわけですから、ますます太陽光発電や地熱発電などの必要性が高まりそうですね。
まとめ
今回はウクライナ侵攻によるエネルギー価格への影響やそれによる電気代の値上がりについてみてきました。電気代が上がるということは、食品を生産する工場の稼働費も増すわけですから、食品の値上がりも仕方ないですよね。
いまなぜ値上がりが発生しているのか、私なり調べてみたことをまとめました。
少しでも今起きていることに目を向けてみると、面白いですよ
今日はこんな感じ!またね〜!バイ!